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歯医者は回数がかかることでさえトラブルの原因になります。
本当に信用がないんだから。
たとえば、あなたが歯が痛くて成沢歯科に来ました。そのときの回数は?
成沢歯科では、初日を入れて5回かかります。
1.神経をとる。
2.根の治療をする。
3.根の治療を終わって、土台の型をとる。
4.金属の土台を詰めて歯の型をとる。
5.銀歯を入れる。
*特に1.2.3.の時点で中断した歯は次回痛んだとき抜歯になることがあるので注意
家を建てるのと同じで、土台をかため、柱を立てて、屋根を作る。垂直方向に治療を進めていきます。
ところが、問題の歯石取りは、口の中を6つのエリアに分けてそれぞれの歯石を取っていきます。歯石除去は水平方向の治療といえます。
歯石の少ない口なら、6つのエリアを一日で取ることができると思いますよね。
でも健康保険の制度で歯石取りは一日3エリアまでと制限されているのです。知らなかったでしょう。しかも、さらにすごいことに、一回に1エリアだけの歯石を取った金額を100とすると、同じ日に続けて2エリア、3エリアの歯石を取ると、追加分のエリアは65しかもらえないのです。35%の値引きを強制させられます。
そこで歯医者は悩みます。自分はいったい何回で取れば損をせずにしかも患者に文句を言われずにすむのだろうと。
だいたい3つに分類されます
1.1回で取ってしまう。3エリア分は歯医者の丸損 ...
ほとんどいないと思います
2.2回で取る。強制値引きの分は損をするけれどこれも患者のためと諦める
3.6回で取る。1円も損をしない。強気の歯医者
6回でとっても違法とかそういう問題ではありません。
ただそれが自分の患者に対して思いやりがあるかどうかの問題です。

ちなみに成沢歯科では2回で取っています。

患者さんも歯石取りは1日ではとれないんだと覚えておいてください。

歯石取りに6回かかった話を聞いて